単純明快だった高血圧新薬の治験 | 青森県の治験体験談


AKAKIRIさん(男性・30歳)の治験体験談

謝礼の金額 11万円
治験の日数 3泊4日を2回の日程
治験の種類 高血圧の新薬(降圧剤)
病院の都道府県 青森県

 

参加しようと思ったきっかけ

学生時代の夏休みに友人からの誘いで治験という存在を知りました。

当時今まで働いていたアルバイトをやめて少々遊びたいお金が欲しかった私は、
短期間で稼げるような繋ぎの仕事を探していたこともあり、
渡りに船という気持ちで参加してみようと思い立ったのがきっかけです。

リスクについて思ったこと

ただ不安だったのが、自分の身体に訴えるボランティアだということと、
病院内でどのような生活を送るのかということでした。

特に私が参加しようとしていた治験は飲み薬の新薬を使う旨だったので、
高額な謝礼とは裏腹にとても緊張していたことを覚えています。

医学的知識のないただの学生だった私にとっては、
未知の薬を身体に取り込むということが最後の最後までアレルギーとなって襲ってきました。

しかしながら報酬とリスクを天秤にかけ、参加するに至った私は、
どのようないきさつで治験へ参加することができるのかを友人に尋ねました。

そこで治験を募集しているインターネットのサイトへゆき、
内容を熟読することから始めました。

参加するまでの流れ

まず治験に参加するにあたっては、事前の健診を受けることが必須な様です。

おそらく治験でも出向くことになるであろう病院へ行き健診を受けることになるのですが、
着いた先での説明で単純に驚いたことは事前健診を受けたからといって
本番の治験に参加できるとは限らないということでした。

要は健診の結果、数値のいい者から規定の人数のみ本番の治験に選抜されるということです。
あんなに悩みぬいて報酬を選んだはずの私は内心焦りました。

選抜の結果は後日改めて本人に確認とのことでした。

結局その日は健診に出向いたことによる交通費を受け取るにとどまり、
私は病院からの連絡を待つことになったのです。

しかし何とか合格という通電が入り、私は初めての治験へと参加することになりました。

参加した治験の詳細・エピソード

健診への申込の時点で本人には分かることなのですが、
私が参加した治験は血圧を下げる薬、要は降圧剤の新薬の治験でした。

3泊4日の日程を2回参加し、謝礼額は110,000円頂けるとのこと。

夕方に健診で訪れた病院へいき入院の手続きを済ませた後、
また新たに4人が本治験から外されるという旨の説明を受け就寝しました。

翌日、最後の足切りも何とかクリアし治験を行なったのですが、
私を含めた参加者がやることは単純明快で、
投薬を受けた後、決まった時間ごとに採血をしてゆき経過をみていく、これだけでした。

事実上の3日目はほとんどがヒマな時間で、
病院に置かれていたマンガなど読みながら時間を潰していました。

時間がとても遅く進むように感じていましたが、
冷静に考えればこの時間にも収入が発生しているということが、
なんとなく心を躍らせていたことを覚えています。

治験に参加してよかった点・悪かった点

日程をこなし、無事初めての治験を行ってきましたが、
最初に思った身体への不安は些細なことであることが分かり安心しましたし、
何よりあれだけの行動で、短期間で高額な謝礼を頂けるというのが、
参加してみてよかったなと思える一番の点でした。

ただ、採血の回数が考えていたよりも多く、
腕が若干痛かったというのが少ない不安材料かもしれません。

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