さちさん(女性・29歳)の治験体験談
謝礼の金額 | 10万円 |
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治験の日数 | 1週間(毎日) |
治験の種類 | 化粧品 |
病院の都道府県 | 奈良県 |
参加しようと思ったきっかけ
治験に参加しようと思ったのは、何となくやってみたかったから、です。
それまでフリーターをしていたのですがあまり稼げずにいたので、それも辞めて空いた時間で治験をして一気に大金を手にしようと思いました。
治験と言えば通院型ならば決まった時間に施設まで行けばいいですし、入院型ならベッドで寝ていればいいだけだと思い、楽そうなイメージがありました。
そこで丁度1週間の化粧品治験を募集していたので、参加しようと思ったのでした。
リスクについて思ったこと
化粧品治験と言っても具体的な成分の内容等は知らされておらず、ただ「肌がかぶれたりした場合は治験を中止する」と言われているだけでした。
私は肌が強い方なので、そんなにかぶれる事もないだろうと思っていたのですが、顔の肌を使う事もあって、シミや跡が残らないかちょっと心配な所もありました。
参加するまでの流れ
これは治験ネットというサイトから探して、そしてネットから申し込みをしたのです。
入院型だったのでまずは説明会の参加日時を選んで、後日あちらから連絡メールが来たらその説明会の場所へ向かうという流れでした。
説明会の場所は奈良県にある会社の会議室で、結構な人数がいたと思います。
そこで皆で治験のスライドショーを見て、資料を貰いました。
そこにはいつからいつまで入院するか、主にどんな検査をするかといった事が書かれていて、次に順番に肌の水分チェックがされました。
メイクを落とした顔に渡された化粧水を塗り、30分後に水分保有量を計る機械で、頬や額等の乾燥具合を計るのです。
そこで恐らく治験に参加させる人を選んでいるんだと思いました。
検査が終わると後は、参加出来るようなら1週間後に電話連絡があると言われました。
1週間後に無事参加できると連絡があって、そして後日何時にどこへ来て下さいと案内されました。
その日から3週間入院となるので、その間は携帯やPCはネット使用禁止なので持ち込めない事を言い渡されました。
ネットを使用しないのなら携帯ゲーム機等、持ち込みはしてもいいようでした。
後は治験で使用するので化粧水は持ち込まない事と、その間メイクはしないように言われました。
顔を剃る程度ならいいようですが、メイク道具は持ち込み禁止のようでした。
参加した治験の詳細・エピソード
まずは言い渡された時間に病院へ行くと、病室に案内されました。
そこは6人部屋で、私は一番奥の窓際だったのでとても過ごしやすかったです。
1日の流れは朝8時起床、洗顔後に治験の化粧水を顔につけ、朝食後に1時間あけて水分量の検査です。
12時頃に昼食、17時頃に夕食でお風呂後にまた治験の化粧水、そして20時頃に水分量の検査があります。
21時消灯で、他の時間は自由時間なので激しい運動や決められた飲食物を摂らない限りは、病院の庭を散歩して過ごしても良かったです。
食べる飲む、眠る時間も全て決められているのですが、これを守らないと途中で治験を中止すると言われたので守るようにしていました。
ベッドを囲むようにカーテンがついているのでプライバシーは守られますが、2日も経つと飽きてしまいました。
でもお金の為ですし何とか我慢して耐えました。
他の病室にも同じ治験の人がいたと思いますが、皆年齢が上の人が多いので、何となく話しかけられず孤独に過ごしました。
4日目位で肌が乾燥してニキビが出来てしまったので、もしかして治験が中止になるんじゃないかと焦りました。
でも6日目には治ったので良かったです、ヒヤヒヤしました。
治験に参加してよかった点・悪かった点
治験をしてみて良かったと思うのは、規則正しい生活で肌質が改善した事です。
そしてちょっとだけですが痩せましたし、何より楽してお金が稼げました。
悪かったと思うのは、とにかく暇で何もする事がないという事です。
ゲームもやり尽くしてしまって、寝てばかりなので腰が痛くなってしまいました。
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