拘束時間が短い入院なしの治験体験 | 岐阜県の治験体験談


ゆうすけさん(男性・29歳)の治験体験談

謝礼の金額 2万円
治験の日数 事前検査1日、通院3回
治験の種類 化粧水、乳液のアレルギー、体質検査
病院の都道府県 岐阜県

 

参加しようと思ったきっかけ

私は長年勤めた会社を辞めて、転職活動をする際次の仕事まで時間があったため、アルバイトが無いか探していました。
短期のアルバイトだと工場勤務などどうしても肉体的に負担がかかる仕事が多いため、「なるべく負担のかからない楽なバイトは無いだろうか」とインターネットで探していました。

すると”治験”という聞いたことのある言葉が飛び込んできました。
治験は身体的拘束を受ける代わりに割高な謝礼金がもらえるというイメージがあったので興味本位で募集中の試験は無いか探してみました。

私の次の仕事までは一ヶ月ほどの猶予しかなく、ほとんどの治験は長期型だったので、最低でも事前検査一回と入院期間を合わせてみると一ヶ月を超えてしまうものがほとんどでしたその中で事前検査と通院を何度かするだけで良いという短期型の治験があり「これならできる」と思い、アンケートで身長、体重、生活習慣などを詳細に記載し、最初の事前検査に行きました。

事前検査の流れ

渋谷区内のクリニックに着くと今回の試験内容「化粧水の効能チェック」についての説明を受けました。
市場に出る前の化粧水、乳液が肌にアレルギーなどの影響を及ぼさないか、深刻な副作用はないか、具体的にどれくらい保湿、浸透効果があるのかを事前に検査するのが目的だと伝えられ、それに同意書を書き承諾すると事前検査に移ります。

まず半袖になり診察室に入りました。
身長、体脂肪率などの簡単な検査から行います。
顔や腕などに専門の機械をつけて肌質や血液などのチェックや、様々な角度や表情で何枚も写真を撮るなどの作業を繰り返し2時間ほどで審査室での検査は終わりました。

それから二の腕と顔を丁寧に洗い、試験品を塗っていきます。
女医さんから量や塗り方、使用する時間などをレクチャーしてもらい、その日の気分や体調などのアンケートを記入し、受付で試験品の化粧水、液を貰いその日の事前検診は終了しました。

通院試験の流れ

それから一ヶ月の間試験品を使い続けます。
約3日おき、一週間おきに体調や日常生活の意欲、肌トラブルはないかなどの項目にアンケートを答え、次の通院試験に備えます。

最初の通院試験も同じクリニックで、アンケートに答えた後診察室に入ります。
女医さんに肌の状態や水分量、アレルギー反応はないかなどの診察を約一時間ほど受け検査は終わりました。

二回目、三回目の通院試験もほぼ同様でした。
最後の通院試験ではここ一ヶ月の肌状態の詳細や変化についてお医者さんから詳細な説明があり、特に副作用やアレルギー反応などは見当たりませんと言われ、試験はこれにて終了と言われ安堵しました。

治験に参加してよかった点・悪かった点

今回の治験については特に不満やデメリットは見当たりませんでしたが、初めて使う医療品、化粧品なのでアレルギー反応や副作用があったらどうしようという不安は少なからずありました。

勿論、事前の同意書では「仮に重大な副作用、トラブルがあった時は当クリニックが保証致します」という説明が記載されていましたが、可能性は0パーセントではないので不安な方や仕事への支障が考えられる場合は控えるのも一つの手だと思います。

私は特にトラブルも無く、専門医が丁寧に指導、ケアしてくださったので不安も少なく、短い拘束時間で終えられて本当に治験に参加して良かったなと思いました。

治験は自分の体を提供するというリスクはありますが、その分お医者さんたちのサポートや謝礼もしっかりとしているので参加する意義は大いにあると思いました。
関わってくれた専門医やスタッフさんに感謝の気持ちを述べたいと思います。

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