社会貢献のつもりで皮膚科の治験へ | 神奈川県の治験体験談


ひよこさん(女性・30歳)の治験体験談

謝礼の金額 7000円/来院
治験の日数 3カ月 2週に1回来院
治験の種類 皮膚科の新薬
病院の都道府県 神奈川県

 

参加しようと思ったきっかけ

あまり気にしていなかった疾病でしたが、新しい薬の開発のボランティアにもなるし、自分の病気もなおったらもっといいと思って参加しました。
それに治験をする先生が前からお世話になっている先生だったので、その先生のもとでなら大丈夫かなと思いました。

家族に治験の参加をしようと思うと相談したときは、はじめは家族も副作用を心配してあまり賛成してもらえませんでしたが、自分が社会貢献の一つとしてやってみたいと伝えたら、了承してくれました。

リスクについて思ったこと

はじめは治験に参加して肌が荒れたらどうしようと気になりましたが、前の試験でのデータから、出る可能性のある副作用についての説明を教えてもらったので、そこまで心配することなく、参加しました。

参加するまでの流れ

治験を開始する前、思っていたより、丁寧に説明していただけて、途中でやめたいと思ったときは中止できること、副作用がひどくなっても中止できることなどを聞いて、これならやってみれるかなとおもってはじめました。

実際に治験に参加する意思を先生に伝えた後は、まず、治験に参加できるかどうかの、診断をうけました。
診断は合格だったので、治験に参加しました。

参加した治験の詳細・エピソード

治験が始まった後は2週間ごとに一回来院しました。
そのたびに検査や治験薬の交換などをしました。
検査は写真をとったり、血液検査があったり、アンケートのようなものがあったり、いろいろありました。

持ち物も治験薬だけでなく、参加日記のようなものがあり、それを毎日持参しました。
家でも参加日記に薬の使用状況や肌の調子を記入しないといけないので、少し大変でした。
でも治験を最後までやりとげたときはなんだか達成感がありました。

参加してみると、治験薬を使い始めて数週間が経った時、肌がはじめ赤くなったり、かゆみをおぼえたりして、少し不安にもなりました。
そんなことがあったらどんなちいさなことでも先生に相談しました。

そうしたら、症状を細かく聞いてくださいました。
そういった不安をはなしても先生はすこしも嫌がることなく、じっくり時間をさいて丁寧に聞いてくれました。

そして、治療が必要な場合には、治療薬もいただけましたので、その後は治験薬と治療薬を併用して使用しました。
その後もそのまま続けても悪化することもなく、治療効果も少し感じられたのでうれしかったです。

プラシーボ効果だったかどうかはわかりませんが、自分として、よくなった気がしたので、うれしかったです。
振り返ってみると最初から最後まで看護師さんも先生も親切に説明してくださったので、続けられたのだと思います。

治験に参加してよかった点・悪かった点

治験に参加して一番大変だったのは、決められた時間に通院しなければならないので、大変でした。
そしてもしきめられた時間にいけなくなった時は、その都度キャンセルや予定変更が必要だったので、それも少し面倒でした。

また治験に参加するなら、通いやすい場所がいいと思いました。
自分が参加した治験の薬が今使われているかどうかわかりませんが、新薬をつくる御手伝いができたように思うので、うれしかったです。

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