カナリヤさん(女性・48歳)の治験体験談
謝礼の金額 | 1回10000円 交通費、治療費込 |
---|---|
治験の日数 | 月2回 6ヶ月 (4~9月) |
治験の種類 | 変形性膝関節症の新薬 |
病院の都道府県 | 千葉県 |
参加しようと思ったきっかけ
無料で健康診断が受けられます
登録すると、まず無料で(交通費自己負担)健康診断が受けられます。
その結果によって、受けられる治験などが決まります。
既往症などは、あらかじめネットで申請時に書いてあるので、それに応じて連絡が来ます。
健康診断は、自分でいかなきゃと思っていたので、無料でできてよかったです。
参加した治験の詳細・エピソード
私は、変形性膝関節症の既往症があり、その治験があるということで参加しました。
病院もいくつか候補があり、私は電車を使いますが同じ市内の整形外科クリニックで受診しました。
かかりつけ医には、治験に参加する旨を伝えて、6ヶ月間別の病院に通いました。
事前に通う曜日、時間帯を決めておいて、コーディネーターの人と治験前の心構えや注意点などを別室で伺いました。
細かな注意点をしっかり聞いて、書類にサインをして、毎日書く日誌を渡されてその説明も受けました。
そのクリニックでは数人受けているようで、時間、曜日で決めているようでした。
その説明の中で、治験で使うものの中には、これまで使っているもの、新薬、プラセボといわれる何の効果もないものがあるといわれました。
何の効果もないものにあたって、症状が悪くなったら治験を終了するといわれたので、プラセボに当たらないことを願っていました。
幸い私は、ちゃんと効果のある、貼り薬を処方していただけたので、レポートもその日ごとにいろいろと書くことができました。
臨機応変に対応してくれた
整形外科は、どうしてもお年寄りが多く混んでいることもあって、今まで通っていた病院では先生も流れ作業的な診察で、特に変化がなければ薬の処方くらいでした。
それが、治験の場合は、細かな点なども医師から聞いてもらえて、またその質問内容が自分の治療にも役に立つので、学ぶことも多かったです。
医師の診察の後、コーディネーターと別室で渡された日々のノートのチェックを受けました。
会社や学校のレポートや書類のチェックと違って、協力していただいているという姿勢でむかいあってくださる点もよかったです。
文章の誤りがあっても、これはどういう意味ですかと、優しく聞いてくれたり、漢字が間違っても怒られないのもよかったです。
また、風邪をひいて予定していた日に行けなかった日もありました。
その時は日にちの変更も問題なくできました。
電車の遅延で遅刻した時は、他の治験の人と重なって少し待ちましたが、臨機応変に対応してくれたのもよかったです。
皮膚への影響
私の場合は、貼り薬でしたので同じ場所に貼るだけでなく、ひざの前に貼ったり、ひざの裏に貼ったりでどこが効果が出たかについても調べました。
今までのクリニックで、ひざの裏ということは、教えてもらったことがなかったのですが、実は、私はここに貼るのが一番痛みが引いてよかったので、今でも3回に1回はひざ裏に貼ります。
毎回でないのは皮膚への影響を考えてです。
協力費は、1万円、月ごとに振り込みでした。
毎月2万円6か月間振り込まれるのは楽しみでした。
ただ、この1万円には、病院でかかった費用も払うのでレントゲンなどをとった日は3~5000円くらいの費用はその中から払うことになります。
もちろん、普段から通院していますので、必ず出る金額なので、無駄な出費ではないです。
別の治験も受けてみたい
終了後、半年ぐらいして副作用などが出ていないかのチェックの検診がありましたが、問題なく終わりました。
住んでいる市内とはいえ、あまり降りたことのない駅だったので新しい発見もあり楽しかったです。
機会があれば、別の治験も受けてみたいと思いました。
コメントを残す