競争率が意外に厳しい治験参加への道のり | 山口県の治験体験談


yoshiさん(女性・30歳)の治験体験談

謝礼の金額 3万2千円
治験の日数 2泊3日と1日通院
治験の種類 リュウマチ系の新薬
病院の都道府県 山口県

 

参加しようと思ったきっかけ

とあるテレビ番組を見ていた時に、意外なアルバイト特集がやっていました。
色々な珍しいアルバイトが紹介される中、私の目に入ったのが治験でした。

その時は、治験という言葉すら聞いたことがありませんでした。ただ社会貢献という言葉が心の中に残り、翌日詳しいことをインターネットで調べました。

参加するまでの流れ

治験と検索すると色々な治験登録のページが現れてきました。
具体的な内容を読み、数か所の治験会社に登録をしました。

翌日から、治験情報がメールで送られてきました。
ただ、多くの治験対象者は男性または閉経後の女性ばかりで、私がすぐに応募できるものはありませんでした。

それから数週間後に、1通の治験紹介メールが届きました。
その治験は若い女性も対象としていて、かつ日程が仕事の融通がつく日だったので、ためらわずすぐに応募しました。

そして数日の後に、健康診断をするようにとの連絡をいただきました。
ただ、健康診断前日の制約がかなり多く書かれていたのを憶えています。

カフェイン、アルコールは24時間前から禁止、激しい運動も控えるように、またグレープフルーツ、グレープフルーツジュースの摂取に関しては2日前から禁止されていました。
また、深夜以降の絶食、水のみは摂取可能との規制もありました。

そして、服装もに指定があり、ブラジャーはワイヤーのないもの、尚且つ軽い服装とのことでした。
その当時はまだ若く健康だったので、健康診断をした経験がなく、渡された健康診断前の色々な規制がとても厳しく感じたことを憶えています。

様々な規制やきまりを守り、ようやく健康診断の当日を迎えました。

参加した治験の詳細・エピソード

当時、健康診断には30人前後の女性ばかりが集められていました。
年代は様々で、若い方から60代くらいまでの方がいました。
治験の詳しい説明内容を聞いた後、名前を呼ばれ健康診断が始まりました。

身長、体重、血圧、体温、血液及び尿検査、そして医師との問診がありました。
健康診断はその当日のみで終わり、健康診断の結果によって治験への参加が決まりました。

健康への自信もあり問題ないかと思っていたのですが、翌日再検査の電話があり、再検査のため再度病院に行くことになりました。
血液検査の結果が少し良くなかったとのことで、血液検査のみの再検査になりました。

再検査の数値が良かったようで、無事治験への参加が決まりました。
治験当日病院に行ってみると、参加者が15人ほどに減っていました。
その時に、再検査までしたのに参加できて自分はとてもラッキーだったと痛感しました。

詳しい病院内でのルール説明等を聞いて、あとは各自で自由に部屋で過ごせました。
その施設内では自由にテレビが見れたり、また多くの本、漫画が読めたりもします。
パソコンの持ち込みもできたので、退屈をすることはありませんでした。

病院にいる感覚はありませんでした

病院とはいうものの、患者さんとは別の病棟だったので自分が病院にいる感覚はありませんでした。
朝、昼、晩ときちんと食事がでました。
食事内容はコンビニのお弁当等だったので、少しカロリーが気になりましたが、問題なくいただきました。

そして、投薬当日は1錠の薬を医師の前で飲むだけであっという間に終わりました。
ただ、その後、数十分から数時間おきに採血と体温、血圧の測定があり少し慌ただしくなりました。

特に副作用等もなく、翌日には帰宅することができました。
それから1週間後に、最後の身体検査、採血、医師との問診があり、治験がすべて終わりました。
治験の協力費用はその際にすべていただけます。

治験に参加してよかった点・悪かった点

これが私のはじめての治験体験ですが、一番感じたことは治験に参加するまでが大変だったことです。
体調管理をしてもまたは普段から健康であったとしても、当日なんらかのことで基準値から外れると治験の参加ができません。

ただ、一度治験に参加してしまえばあとはゆっくりできるので、時間に余裕があったり時間の融通がきく人にはいい副業になるのかなと思います。

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