注射が多い治験はもうコリゴリ | 東京の治験体験談


南風さん(男性・35歳)の治験体験談

謝礼の金額 6万円
治験の日数 1ヶ月程度、週1回通院
治験の種類 アルコールを分解を促進する為の飲料
病院の都道府県 東京都

 

アルコールが弱い人が対象の治験に参加

治験の参加は初めてでしたので、どんな治験になるのか少し心配ではありました、いくら体には副作用はない飲料品の治験だと言われても、絶対に体に副作用はないとは思えなかったからです。
その当時の私の体は一応、健康ではありましたが、もしも将来この治験が原因で、何かしらの病気や障害を患ったらどうしようかと心配にもなりました。

ただ、もし治験の最中に何かあったら、すぐに処置ができるように、医師免許を持った先生が治験の会場にいてくれたので、その点については安心できました。
紹介された治験は、まずは事前検診をして、その結果が治験を開催する病院が定める一定の基準に達していれば、本試験に進むというものでした。
事前検診では採血と尿検査、そして遺伝子検査をする事になりました、遺伝子検査というのは初めてだったのですが、口の中に大きな綿棒みたいなのを入れて、口の中でこすり、その綿棒に付着した物を調べて、自分がアルコールに弱い体質なのかどうかを調べられるというものでした。
そして、私は無事に合格し、本試験に進みました。

という事で、今回参加した治験の内容は、アルコールが弱い人が対象であり、そういう人にアルコール分解を促進する飲料を飲ませると、血中のアルコール濃度はどうなるかという試験でした。
本試験は、まずは病院についていきなり採血をしてから、病院が用意した市販のおにぎりを食べ、その後に治験の飲料を飲み、その後に焼酎の水割りを飲まされ
その後は5時間の間に5回の採血をされ、それが全て終わると解散という流れでした。
この流れで、5回も通院しました。

血液検査も無料で受けれたことが良かった

この試験で一番つらかったのは、1回の通院で5回ほど採血されたことです、腕が良いベテランの看護師さんならばすんなりと採血をしてくれるのですが
注射が下手な看護師さんに当たると、5回以上注射される事になり、痛みに耐えながら我慢しながら、治験を受けなければいけなかったので、それが本当にきつかったですね。

それでも、報酬の為だと自分に言い聞かせながら、何とか全ての日程が終わりました。
そして、最終日に60000円の報酬を頂きました。

治験に参加して良かったことはもちろん報酬が貰えたこともですが、検査の時に採血もした為に、血液検査も無料で受けれたことでしょうか。
なかなか自分から血液検査はできないですし、病院の血液検査ならば有料になってしまいますからね。

悪かった点は、治験を開催している病院が東京にあったのですが、毎週1時間近くかけて通院するのがしんどかったし、1回の検査で5時間以上は軟禁された状態だったことでしょうか。雑誌などは持ち込んでもよかったのですが、それでも5時間以上何もさせて貰えなかったのは本当につらかったですね。
またいつか治験に参加する時はもうちょっと楽な治験に参加したいものです。

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