ジェネリック医薬品(コレステロール値低下)の新薬 | 福岡県の治験体験談


バロジカさん(男性・23歳)の治験体験談

謝礼の金額 9万円
治験の日数 7日
治験の種類 ジェネリック医薬品(コレステロール値低下)の新薬
病院の都道府県 福岡県

 

参加しようと思ったきっかけ

私は、大学時代に治験のバイトに参加したことがあります。
当時は、生活費に困っており、すさんだ生活をしていたということもあって、バイトをしていても足りませんでした。

次のバイトを探すための食いっぷしを繋げるために、バイトを探していたところ、大学の教授から治験に関してのチラシをもらいました。
当時は、治験について全く無知でしたから、ネットで調べてみると、薬などを飲めば謝礼としてお金がもらえるというもので、私にぴったりだったのです。

単純なきっかけであり、生活費に困っていてバイトをするにも動きたくなかったという理由で参加してみることにしました。

参加するまでの流れ

治験を募集しているサイトに応募して、返答を待っていると翌日、応募先の場所から電話がかかってきました。
一通りのアナウンスがあった後、健康状態を確かめるために、健康診断を決められた期日で行うことになりました。

治験についてのリスク

健康診断では、基本的な身体測定があった後に、血液検査を行い、時間にして約1時間ほどです。
そして、治験に適している体と病院が判断し、治験についてのリスクを説明されることになりました。

私は、コレステロール値を下げるという新薬の治験でしたが、副作用があるということが懸念されていました。
すでに市場に出回っている薬であり、効果改良のために新しく開発された薬だったので、効き目は以前のものよりも強くなっていたのです。

考えられている副作用は、吐き気、頭痛、倦怠感などです。
これに関しては、治験に参加するうえで覚悟しておかなければならないことだったので、私にとっては特にリスクだとは感じませんでした。

7泊の入院をすることになったわけですが、すぐに参加したかったので、健康診断を受けた翌日から開始しました。

参加した治験の詳細・エピソード

一日の流れを説明すると、朝9時に起床し、一度目の採血が行われます。
採血を行った後は、病院が指定したメニューを食べることになりますが、コレステロールが高い揚げ物中心の食事でした。

食事後30分に採血を行い、採血が終われば薬を服用することになります。
そこから、3時間おいて再度採血を行うのです。

この短時間の間に、3回の採血を行いますから、最初のうちはなれるまでに時間がかかってしまいました。
当然、昼も夜もそういうサイクルで治験を行っていきますから、かなり大変といえるでしょう。

食事に関しては、あっさりしたものはほとんどなく、ガツンとくるような、かつ丼やラーメンなどがメインでした。
その生活を7日も続けていると、さすがに体重も増加してしまいますし、嫌気がさしてしまいました。

治験に参加してよかった点・悪かった点

治験をしてよかったと思ったのは、自分自身が薬の実験台になり、市場に出回ることができるということです。

実際に、治験の後1年程経ったころに、薬局などに私が投与した薬が出回っているのを見かけました。
私みたいな人間がいるからこそ、安全に市場に出回ることができたというのは、少し誇らしく思えました。

悪いと思ったのは、体重の増加と不規則な生活です。

体重の増加は、そういう食事をしていたので仕方ありませんでしたが、不規則な生活というのは一切外に出ないからです。
基本的に外出は無しで、ベットの上で生活することになりますが、退屈すぎてすることもありませんでした。
パソコンやスマホの持ち出しはオッケーでしたが、さすがに飽きてしまいます。

また、病院が指定したリズムで生活しなければなりませんから、深夜に寝るということもありました。
おそらく、時間によってコレステロールの数値が変動するという結果から、そのようなリズムになっていたのです。

7日の入院でしたが、さすがにしんどいものがあり、しばらくは参加したくないです。

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