便秘の薬が効き過ぎて大変なことに(笑) | 佐賀県の治験体験談


さつきさん(女性・27歳)の治験体験談

謝礼の金額 計13万5千円(1回1万円)
治験の日数 月1~2回の通院で1年間
治験の種類 便秘を改善する新薬
病院の都道府県 佐賀県

 

参加しようと思ったきっかけ

私が治験に興味を持ったのは、短期間で高額の謝礼がもらえるからという理由でした。

しかし、3年前に一度感染症で入院・手術をしたことがあり、それが理由でなかなか対象者の条件に当てはまらず、治験斡旋サイトに登録しても何も紹介が無い状態でした。

その時に紹介が来たのが「便秘の新薬」に関する治験の案内でした。
短期間ではなく長期間の契約で、月に1~2回の頻度で所定の病院に足を運ぶという内容でした。

短期間で大きな報酬ではありませんでしたが、当時の仕事と掛け持ちができることがメリットだと感じ、承諾しました。
金額は1回の通院につき1万円という内容でした。

リスクについて思ったこと

治験に関するリスクは、契約段階ではあまり感じられませんでした。
特にマズイと感じること・不安もありませんでした。

強いていえば、風邪などで市販薬を服用したり他の病院にかかったりした場合は速やかに担当者に連絡をしなければならないという条件を少し煩わしく感じたくらいです。

参加するまでの流れ

全体的な流れは、治験仲介サイトに登録し、業者が斡旋してくれる治験から自分が参加できそうなもの・できるものを選び申込みます。

それから仲介業者の方で細かい条件を満たすかどうかのふるいにかけられ、合格したときに改めて電話で連絡がきました。
その電話で通院できそうな病院・日時を相談して仮契約としました。

私は都内在住だったので、最寄の沿線沿いにある病院を紹介してもらいました。

参加した治験の詳細・エピソード

決められた日時に病院へ足を運び、担当者と再度契約・治験の内容を確認しました。
同時にバイタル検査などの簡単な健康診断・採血も行いました。

最後に「御礼金」として1万円を戴きました。
1回の通院につき1万円で、初回は仲介業者との契約成立のお礼という形でさらに3000円戴きました。

薬の飲み方も教わり、その後は契約が切れるまで通院・服薬を行い、毎日の排便を日記につけました。
排便日記は通院の度に担当者に渡してデータとしていました。

最初の三ヶ月は月に2回くらい頻繁に通院していましたが、半年くらい経ってからは月に1度の通院という形になっていきました。

治験に参加してよかった点・悪かった点

1通院1万円も貰えるし、最初は楽だと思ったのですが、日記を付ける必要があること・サプリメントなども全て連絡しなければ使用できないこと・1年以上の長期間で通院回数が減っていくことから徐々に面倒臭い・割に合わないと感じることが増えました。

最悪だったのが、夜眠っている間におならをしたらおならと一緒に大量の下痢が出てベッドを汚してしまったことです。

「便を柔らかくして自然なお通じを促す」という説明だったのですが、私には治験薬が効きすぎてしまって下痢が続いてしまう状態でした。
下痢も、突然ぎゅっと下腹部が痛み出しトイレに走らなければ漏らしてしまうような痛さ・苦しさを持っていたのがつらかったです。

「体が慣れてくれば大丈夫」「効き過ぎるようなら錠剤を減らすか、休養期間を取る方法もある」など担当の方が様々なアドバイスをくれて最初はとても心強かったのですが、やはり下痢が続いてしまってつらかったので契約期間の更新を断る形で治験を辞めました。

治験によって異なるものだと思いますが、便秘の治験はもう二度と受けたくないと感じました。

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